院長百戦
東都春日部病院第1回学術集会(7)
特別講演 木村理「膵臓と外科学」

ランゲルハンス島 ランゲルハンス島は1869年にドイツの病理学者Paul Langerhans(パウル・ランゲルハンス)によって発見された。 100μm程度(50~200μm)の大きさで、α細胞、β細胞、δ細胞、pp細胞 […]

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院長百戦
東都春日部病院第1回学術集会(6)
特別講演 木村理「膵臓と外科学」

内分泌機能は膵臓内に内分泌細胞が集団で固まって島状に存在する。それが腺房細胞の中に点在しており、100万から数百万個存在する(下図)。ランゲルハンス島(膵島)である。膵頭部よりも膵体尾部の方により多く存在する。 顕微鏡で […]

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院長百戦
東都春日部病院第1回学術集会(5)

マグロの解体ショー後、マグロを柵にして切って中トロ2,000円などと売っている。どんどん切り出していく。そして、「ここからは大トロね」などと叫んでいる。 ここで気づくことは、中トロと大トロの境は連続したものであり、はっき […]

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東都春日部病院第1回学術集会(4)
丸山言語聴覚士

セッション2 座長 菅井真梨 検査科副主任 1)リハビリテーション科 15:25~15:40 演題:嚥下造影の診方 発表者:言語聴覚士 丸山高広 質疑・応答(5分) 学術集会では、丸山言語聴覚士が嚥下について講演した。 […]

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東都春日部病院第1回学術集会(5)
特別講演 木村理「膵臓と外科学」

「木村の膵臓」 膵腺房細胞と膵管分枝の組織像です。 ヘマトキシリン・エオジン染色で核は紫色に染まります。膵腺房細胞の細胞質はややエオジン好染性で、少し赤っぽく染まります。 膵管は膵液の流れる導管ですが、この上皮の細胞質は […]

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東都春日部病院第1回学術集会(4)
特別講演 木村理「膵臓と外科学」

「木村の膵臓」 内視鏡的逆行性膵管造影(ERP)による膵管像です。主膵管音にそれに合流する膵管分枝が描出されています。 また膵臓のホルマリン固定後の割面肉眼像では膵実質が表されています。膵臓は細胞の集まりである小葉が集合 […]

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東都春日部病院第1回学術集会(3)
特別講演 木村理「膵臓と外科学」

「木村の膵臓」 膵臓の機能から始めます。 膵臓の機能は大きく外分泌機能と内分泌機能に分かれます。 外分泌機能を司っているのは、膵腺房細胞です。膵腺房細胞は消化酵素を膵管内に出します。膵管は次第に太くなって、川の支流が利根 […]

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院長百戦
東都春日部病院第1回学術集会(2)
特別講演 木村理「膵臓と外科学」

この写真は2020年6月頃のもので、N95マスクが無くなった時、清潔ガウンが亡くなったときどうしよう、と考えた時の写真で、私はストッキングを、看護部長ゴミ袋改造PPE(personal protective equipm […]

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院長百戦
東都春日部病院第1回学術集会(1)
特別講演 木村理「膵臓と外科学」

これからしばらく、東都春日部病院第1回学術集会で行われた木村理、特別講演「膵臓と外科学」の内容について、補足しながら掲載していきます。 講演内容 本日は膵臓と外科学というタイトルで発表いたします。 利益相反はありません。 […]

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東都春日部病院第1回学術集会(3)

木村理 略歴 1979年3月 東京大学医学部卒業 1979年 東京大学医学部(第一外科、胸部外科、小児外科、麻酔科)医員 1980年 キッコーマン総合病院外科医員 1983年 東京大学医学部第一外科講座医員 1984年 […]

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