マンモグラフィ乳がん検診

乳がんは、早期発見が何よりも大切です。
満40歳を過ぎたら、2年に1度のマンモグラフィ乳がん検診を受診しましょう。

今、日本女性に最も多い「がん」は「乳がん」です。
でも乳がんは、早い段階で発見することができれば、安全、確実に治療することができます。

この乳がんを最も早い段階で発見できる検査は「マンモグラフィ」と呼ばれる乳房のレントゲン撮影検査で、今、厚生労働省によって「乳がん死の撲滅」に向けて、マンモグラフィによる乳がん検診の普及活動が勧められています。


乳房レントゲン写真・左乳房正常例

当院では、マンモグラフィ装置として始めてグッドデザイン金賞を受賞した東芝製の最新型マンモグラフィ装置「ペルル」を導入し、マンモグラフィ検診を実施しています。

当院では、日本放射線学会が定める乳がん検診性能基準(厚労省推奨)を満たした最新のマンモグラフィ装置を使用して、乳がんの早期発見、早期診断、早期治療に努めています。

乳がんについてのご不安や、さらに詳しくお知りになりたい方は、当院スタッフまでお気軽にご相談下さい。

高速マルチスライスCTで精密検査が受けられます

当院のCT装置で最高水準の精密検査を受けていただけます

当院では、高性能の80列マルチスライスCTスキャナを設置しております。

この検査では、患者織が寝台に横になるだけで苦痛なく頭部や胸部・腹部の断層像(輪切り)が鮮明に撮れます。検査はとても簡単で短時間ながら広範囲の撮影が行え、頭部外傷・脳出血・脳梗塞等の頭部疾患から胸部疾患および腹部臓器(肝・胆・醇・腎・蹄脱・その他)疾患にいたるまで、全身の診断が可能です。

そして、架台開口径780mmの大型寝台は今まで懸念されがちな圧迫感も感じる事なく、患者様はリラックスしながら安心して検査を受けていただけます。

くわしい検査内容は、医師へお気軽にお尋ね下さい。


Canon社製マルチスライスCTスキャナ Aquilion PRIME


1.頭部・動静脈分離 2.心臓 3.腹部・肝臓がん 4.腹部・大動脈瘤

磁気共鳴画像診断装置MRI

磁気共鳴画像診断装置MRI:Canon社製 EXCELART Vantage

MRIとは、Magnetic Resonence Imagingの略で磁気共鳴断層撮影装置と言い、人体内の水素原子核に電波を与え、そこから発生した電波を受信して画像化する検査で、X線やγ線を使いません。

従って放射線の影響を受けやすい部位の検査も安心して行うことができますし、体への影響が殆ど無いために繰り返して検査を行うことが可能です。また、患者様は検査中ベッドに横になっているだけで身体の向きを変える事も無く、検査による苦痛もありません。

CTとMRIの違いは?

特徴としては、X線検査では見られない脳・脊髄・椎間板・半月板・筋肉・腱・血管等が鮮明に写しだされます。そして、体のあらゆる角度の断面が得られるのとX線を用いないためX線被ばくすることがありません。わずかな病変も見逃さない画像が腫瘍などの早期発見にたいへん威力を発揮します。

現在最新の医療機器として医療現場で注目されており今後ますます活躍の場がふえていく画像診断の最先端です。しかし、CT検査に比べ検査時間が長く、また磁石を使用しておりますのでペースメーカー等体内に金属を使用している方は検査が出来ませんので事前に担当医または担当技師にお知らせください。

また、脳動脈瘤クリップや人工関節など、体に金属を埋め込む手術を受けられた方や妊婦、または妊娠している可能性がある方、閉所恐怖症など、狭いところが苦手な方も必ず事前に担当医または担当技師にお知らせください。

上の3つの画像は同一患者様が同時期に検査を施行された症例で、診断された病名は脳梗塞です。CT画像でははっきり判らない梗塞部位もMRI画像であれば白くはっきりと写し出されます。またMRAの画像では、梗塞部位にあたる血管が写っていないのが判ります。これは血管がつまって血液の流れが悪い事を示しています。このように、CT画像では描出しにくいものであっても、MRIであれば写し出すことが可能です。

また下の画像のように、頭部だけではなく全身のあらゆる部位が検査の適応となります。


1.頭部MRI 2.頭部MRA 3.頸部MRA


1.腰椎神経根 2.ミエログラフィ 3.腰椎 4.腹部MRCP

骨密度測定検査

当院では最新の骨密度測定検査装置を設置しております

近年、高齢化社会にともない、骨折の原因となる骨粗鬆症への関心が高まっています。骨粗鬆症になると、骨密度減少を伴った骨組織の劣化により脆弱性骨折が起きやすくなります。特に骨折部が大腿骨頚部・胸椎・腰椎の椎体骨折の場合は寝たきりの原因となり、QOL(生活の質)の低下を招きます。

骨密度検査は、骨密度の減少を早期に予知することで、骨折の原因となる骨粗鬆症の予防や適切な治療につながります。

骨密度測定装置を最新の装置に更新しました

当院ではH27年7月に骨密度測定装置を最新の装置(TOYO MEDIC社製:Horizon X)に更新しました。

今回更新したX線骨密度測定装置は、DXA法(二重エネルギーX線吸収測定法)を用いた骨密度測定装置です。DXA法とは、二種類の異なるエネルギーのX線を用いることによって、筋肉や脂肪などに関係なく骨成分だけを測定する方法で、腰椎・股関節を測定することにより、他の超音波や前腕骨のみで行う検査に比べ、検査精度が高く、日本骨代謝学会で推奨されている検査法です。

測定装置の更新により、検査時間も、各部位従来の検査時間の1/4~1/5(30秒程度)で出来るようになり、患者さんの負担が大幅に軽減されました。

骨密度検査の結果は患者様にプリントアウトし結果用紙をお渡しします。
検査結果見本はこちら


正常な腰椎(左)・骨粗鬆症腰椎でスカスカになった腰椎(右)


エストロゲンの分泌と腰椎密度(小山崇夫・1995より改変)


骨粗鬆症が原因で圧迫骨折した腰椎

お問合せ048-739-2000埼玉県春日部市大畑652-7