日本消化器外科学会

7月に行われる予定だったこの学会はコロナで延長を余儀なくされ、12月15~17日に和歌山の体育館を3つ使って行われた。火曜日から木曜日である。神戸・大阪・京都を6ヶ月探しても場所が見つからなかっという。曜日も変則的ではあるがコロナで日にちを移動した学会にはたまに見受けられる。

私は英語ワークショップの特別発言だったので、対応してスライドを13枚作り、学会中継の3週間前に音声付きで送っておいた。その実況(オンサイト)でも参加し、さらに発言を求められたので講演者たちに、座長教授たちに皆様の本日の講演・ディスカッションにお礼を述べさせていただいた。サンキュウ、サンキュウばかり言っていたと思う。この時の特別発言で言いたいことは前持って準備し、送っておいた英語のパワーポイントで、6分くらいの録音とスライドが流れるのだから当日の緊張感は軽減される。いい方法である。

内容としては膵臓切除後の膵液瘻のワークショップの特別発言であったが、世界の大学、全国の大学、病院から貴重ないろいろな工夫が学術発表でなされた。国際参加もあり、全て英語で行われた。韓国からの2題の発表があったのである。このセッションだけでなく、いずれも貴重な発表であり、今回のセッションの約半数は英語で行われた。また全てのスライドは英語で作成された。今後さらに発展していくと考えられた。