コロナ川柳

闘うぞ
コロナヴァイラス
確実に
マスク手洗い
三密回避
(木村理 作)

上記を川柳的に作ってみたが、これは既に第一回緊急事態宣言に時からやってきたことである。このことを実行するために院内ZOOM委員会も励行してきた。これだけ気を付けていても第3波の爆発は避けられなかった。ある意味無力感さえ漂う昨今である。

1月4日の昼礼「院長年頭挨拶」は全ての部署にZO0Mを分散し、大会議室の蜜も回避し、ついに東都春日部病院のZOOM会議理想形を作り出したのである。

思えば7月にスマホ面会を始めてから半年を経てわれわれが勝ち取ったシステムである。

ここで教訓は「まず隗より始めよ」という言葉である。システムを動かすことを考える時、それを完全に整えてやるより、まずできる所からやっていく。7月28日にわれわれはスマホ面会から始めた。自分たちや患者さんの持っていうスマホを使ってまずできないか、考えたのである。初めから病院内でのZOOMのシステムを整えるのには80万円かかかる見積もりであった。今や数万でこのZOOM 完成版である。草の根運動といってもいい。寝たきりの患者ベットサイドとの家族面会システムも完成している。

2020年7月には外来と病室のみの一部にしかできないZoomに80万円かかる見積を主張したシステム関係者には猛省と自覚を促したい。