太陽

太陽は美しく輝き
あるひは太陽の美しく輝くことを希(ねが)ひ
手をかたくくみあはせ
しづかに私たちは歩いて行った
かく誘(いざな)ふものの
なんであらうとも
誘はるる清らかさを私は信ずる
無縁の人はたとへ
鳥々は恒(つね)に変わらず鳴き
草木の囁(ささや)きは時をわかたずとするとも
私たちは聴く
私たちの意志の姿勢で
それらの無辺な広大の讃歌を
(伊東静雄「わが人に与ふる哀歌」(1935年)より抜粋)

新型コロナヴァイラス(COVID-19)がウィルスである以上、細胞に寄生しなければ生きていけないし、自身の複製すらできない。

人もまた同様に太陽の恩恵を受けなければ生きていけない。太陽のもとで、与えられたものを食し、太陽の光を浴び、命を繋いでいる。その点ではわれわれ人間もまた太陽系である地球に寄生しているとも言える。

さまざまなウィルスとの共存はこれまで人が行ってきたことである。 With Corona としての新しい生活(new normal)を受け入れ、"ひと"がさらにこの地球に生き残れるように、自然を尊重し、自然に畏敬の念を抱きながら、謙虚に、環境に優しく生きていき、生き続ける方策を考えていくときである。