斧入れて 香におどろくや 冬木立

斧入れて 香におどろくや 冬木立
(与謝蕪村 1716-1783)

葉を落とした冬木立。
枯れ木かと思って、その1本に勢いよく斧を入れたところ、新鮮な木の香りがただよってきた。
驚くべき木の生命力を詠んだ句である。

われわれはバブル崩壊以降、高度成長もない。教育、経済・・・さまざまな国際分野での立ち位置も下がってきているかもしれない。
しかしわれわれのからだの中・心の中は生き生きと躍動しているのだ!!

未曾有のコロナ禍にあって、ヘソ(臍)に力を入れ、踏ん張っていきたい。
皆踏ん張って欲しい。