肝臓の機能と血管

肝臓は全摘してしまうと、ヒトが生きていけない臓器なのである。
細胞で詰まっており、その点で膵臓とともに実質臓器と呼ばれる。それぞれ胆汁や膵液を消化酵素として産生し、Vater 乳頭部を介して十二指腸に分泌している。それに対し、食道・胃・十二指腸・空腸・回腸・結腸・直腸は管腔臓器と呼ばれ消化管である。食べたものが中を通過していて、食物の消化、吸収が行われる。

門脈は消化管を流れる壁の中でそれぞれの動脈がいったん毛細血管になり、それが集まって肝臓に達するまでを広く意味する。門脈系と言ってもいい。門脈は肝臓の中で再び毛細管になる。

一般的には動脈は毛細血管になり、それが静脈になって心臓に帰っていく。一度毛細血管になってからさらに毛細血管となる特殊な静脈の部分を解剖学的に「門脈」という。他に人体の部位では脳下垂体門脈が知られている。