携帯アルコールボトル配布とクリスマスツリー

病院内を回ると、「院長、これありがとうございます!」病棟の看護師たちから溌剌とした掛け声がかけられた・・・皆のそのポケット近くに置かれた手には個人携帯用のアルコールボトルが握られていた。

アルコール個人持ちを配布した時、その持っている部分の局所のアップの写真を撮るように頼んだ。小川看護部長のところに集まった写真は様々である。仕事をしながら後方ななめから個人用ボトルと取っているもの、クリスマスツリーの前でボトルを手に取りながら病棟看護師全員集合を撮っているもの・・・。

ああ、やはり、みんなで集まってクリスマスを祝いたいんだな、忘年会も盛り上がりたかったんだろうな、と思い、心がジンときた。

なんというコロナ時代だろう!やはり人は集まって楽しみたい、盛り上がりたいのだ。
しかし、今年は話が別である。コロナの危険のある忘年会を中止し、その費用を職員が全員アルコールを持って患者さん一人一人を見る前後に手指消毒するのに予算を充てたのだ。選択は間違ってない。正しかったのだ、と信じたい。
コロナ禍の学会 12月25日 2020年8月から多くのZOOM医学学術集会が登場した。先陣を切って5月5日(祝日)の理事会と7月11~12日(土日曜日)の学会を行ったのが日本小切開・鏡視外科学会である。コロナ緊急事態宣言下の理事会だったが、よかった。これまで会えなかった人がとにかく元気で、ネクタイ背広までして普通に社会生活をして、しかも理事会に出てきてしっかり発言している。

ZOOMのなかった、皆がどうしているか何もわからなかった生活の中で、このZOOMは画期的であった・・・。

つまり、顔を見る、声を聞く、身振り。物腰をみるというのがとてつもなく重要なのだ。この教授も毎日元気でやっているな、というのが間近にわかってしまう。十分である。しゃべらなくて画面の上に小さめに出ているだけでも最近見てなかった、お会いしてなかった仲間が元気そうに参加しているだけで十分なのである。コロナ禍で毎日大変だろうが微塵も見せずこの理事会に参加している、というのがわかる。一緒にコロナ禍を生きているなだと感動をも覚えてしまう。