名前ができて存在が生じる(老子)
疾患概念と杉の花粉症・ピロリ菌(2)

社会に出て、さらに問題となる。外科医としての仕事も、支障が出た。春には鼻がつまって眠れず、口で呼吸するので喉がガラガラになって痛み、風邪の症状のようになる。

上司には真面目に働いてない、サボっていると思われ、怒られる。
しかし病気でないからどうしょうもない。

医局で見かねた内科の先生が、ベコナーゼというステロイド点鼻薬(鼻に噴霧する)を勧めてくれてやっとの事で「春」を乗り切る自信・方策が自分の人生の中で生まれてきた。